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ストリップ歴史年表

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戦前から1960年まで

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~1960 1961~1980 1981~2000 2001~2020 2021~

1887(明治20)年10月1日 浅草に「常盤座」開館
1909(明治42)年10月31日 京都に芝居小屋「久榮座」(のちのA級京都)開館
1910(明治43)年8月 京都の西陣京極に芝居小屋「朝日座」(のちの千中ミュージック)が開館
1913(大正2)年 京都に芝居小屋「南大正座」(のちのDX東寺)開館
1932(昭和7)年5月1日 新宿に帝都座開館
昭和初期、京都市伏見区に映画館伏見都館(のちのDX伏見)開館

1945(昭和20)年
太平洋戦争終結。戦後の混乱の中でパンパンガールが巷にあふれる。
島田サーカスが裸興行に転業、大阪難波戎橋の空き地で本邦初の「裸の見世物」(仮設小屋)を公開。

1946(昭和21)年
地方都市の空襲後瓦礫地で「裸興行」が盛んに行われる。

1947(昭和22)年
1947.1.15 帝都座五階劇場にて額縁ショー実演。
1947.8.15 浅草ロック座が日本初のストリップ専門劇場としてオープン。
1947.12.1 田村町(現在の港区西新橋)の観光ホテル地下で行われた秘密のエロショーが検挙。支配人、踊り子ら7人が連行。
この年東京・有楽町に日劇小劇場オープン。
岐阜のまさご座が芝居小屋としてオープン。

1948(昭和23)年
1948.2.18 浅草公園内の仮設劇場で全裸ショーを上演したとして主催者、踊り子2名らが検挙される。
1948.3 浅草の常盤座で、日本で初の踊りを取り入れたショーを開催。演出担当の正邦乙彦氏、この種のショーを今後ストリップショーと名付けたいと声明。
1948.9.1 風俗営業取締法施行
1948.9 新宿の帝都座五階劇場閉館。家主である日活が劇場を映画館に転向させるため。
この年、「ストリップ」という造語が定着する。

1949(昭和24)年
1949.2 浅草座オープン。
1949.3.18 帝都座ショーの残党たちが中心になって、帝都座跡に新宿セントラル劇場をショー劇場としてオープン。
1949.6.27 警視庁保安課警部らが、常盤座ロック座大都劇場などの支配人らを招いて、ストリップショー、肉体演劇などについて懇談と自粛要請。

1950(昭和25)年
1950.1 大阪の難波球場で踊り子15名が野外ストリップ
1950.2.21 浅草の国際小劇場がショー劇場に転向。浅草では4軒目のストリップ劇場となる。
1950.4.10 銀座のキャバレーで全裸ショーが摘発される。
1950.4.25 浅草の国際小劇場が東宝芸能と提携、国際セントラル劇場と改称して再発足。
1950.5.25 大阪、新世界に温劇オープン
この年、浅草美人座にて入浴ショーが人気を博す。
ストリッパーのスカウト業「カマセ屋」が横行。
新宿セントラル劇場で初の外人ストリッパー登場。

1951(昭和26)年
1951.5.31 ムーラン・ルージュ新宿座閉館
1951.7 大阪に九条OSオープン
1951.10.18 浅草フランス座ロック座の姉妹館としてオープン

1952(昭和27)年
1952.1.31 有楽町の日劇小劇場閉館
1952.3.1 映画館テアトル浅草(松竹直営)が浅草公園劇場と改称してストリップ興行に転向。
1952.3.16 日劇小劇場が日劇ミュージックホールと改称してリニューアルオープン
1952.7.23 浅草美人座階上に浅草ロマンス劇場オープン。
1952.8 ムーラン・ルージュ新宿座跡地に東洋興業系の新宿フランス座オープン
1952.9 名古屋銀映開館
1952.10.20 浅草百万弗劇場、ストリップをやめて民謡ショーに転向。
1952.11.15 錦糸町に江東パリー座開館。
1952.11.23 浅草大勝館地下に浅草カジノ座開館

1953(昭和28)年
1953.1.1 東劇5階に東劇バーレスク・ルームオープン
1953.3 浅草ロマンス劇場、不入りのため閉鎖。浅草百万弗劇場は映画館に転向。
1953.4.11 蒲田演芸館を改装し、蒲田ミュージックホール開館
1953.4.29 五反田駅前に五反田ミュージックホール・オデオン座オープン
1953.7.16 銀座セントラル劇場閉館
1953.10.31 江東パリー座閉館
この年、大衆演劇の大阪木川劇場がストリップ劇場に転業。
大衆的なストリップショーは次第に過激化していくとともに、当局による摘発も頻繁となり、浅草を中心とする関東のストリップショーは衰退していく。代わって関西勢が台頭してくる。
大衆演劇団が解散し、続々とストリップに転業。

1954(昭和29)年
1954.1.30 東劇バーレスク・ルーム閉館
1954.7.9 大阪、梅田に東宝系 日劇ミュージックホール姉妹館 OSミュージックホール開館
1954.9.5 浅草公園劇場がストリップ興行を中止。舶来寄席に転じる。
1954.9.28 新宿セントラル劇場全焼
1954.10 浅草公園劇場、またストリップ興行を再開。
1954.11.18 浅草美人座閉館
1954.11 大阪・道劇ミュージックホール開館

1955(昭和30)年
1955.4.1 大阪難波に 南街ミュージックホール 開館
1955.6.30 新宿セントラル劇場閉館
1955.10 浅草公園劇場、ストリップ興行を中止。

1956(昭和31)年
1956.7 浅草公園劇場が「浅草アンコール劇場」と改称し、映画専門館に転向。
この頃から踊り子がアソコをチラチラと見せるようになり、これは後に「特出し」と呼ばれるようになる。

1957(昭和32)年
1957.2.16 池袋フランス座オープン
1957.4 「売春防止法」施行
1957.11 新宿フランス座が 新宿ミュージックホール に改称

1958(昭和33)年
1958.2.28 大阪難波の南街ミュージックホール閉館
1958.5 横浜の国際劇場で赤羽マリ(のちの一条さゆり)がデビュー
1958.10 長野県上山田温泉の美人座でロマンス・チャコ(のちの浅草駒太夫)がデビュー
1958.11.10 あわらミュージック劇場 開館

1959(昭和34)年
1959 千中ミュージックが映画館からストリップ劇場に転換して開館

1960(昭和35)年
1960.10.24 奈良スター会館(のちの奈良スターミュージック)開館
1960 芦の牧温泉劇場 開館
1961(昭和36)年から1980(昭和55)年まで

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